おねしょとおねしょの違い、原因と治療方法について

「夜尿症」と「おねしょ」は同じ物ではなく、別物と考えられています。

内容的には同じでも、「年齢」を目安として、5歳くらまでを「おねしょ」、6歳以降を「夜尿症」と区別します。

幕末の偉人、坂本龍馬は12歳までおねしょをしていたという記録がありますので、彼も「夜尿症」だったワケですね。

おねしょの原因としては、例えて言えば、以下の2つが考えられています。

1.夜間の生産量が多い

2.タンク容量が小さい

以下、同様に工場に例えて説明してみましょう。

1.は、生産現場に対して、何らかの伝達ミスが発生しているという事です。

人体で言えば、ホルモンの分泌異常ですね。

「抗利尿ホルモン」によって夜間の「生産量」は少なくなるのが本来の姿です。

このホルモンの分泌が悪ければ、生産量を調節する為の指令が上手く届かず、夜尿症の原因となってしまいます。

後述した薬品は、こういったホルモン分泌を改善するものです。

2.は、生産量に応じたタンク容量となっていない、という事です。

この場合は、膀胱が未発達という可能性があります。

逆に言えば、成長に伴って膀胱機能が発達すれば、症状は無くなるという事になります。

どちらにせよ、赤ん坊の頃にはそれが普通であって問題視はされません。

また、子供の成長にともなって、尿意で目を覚まし、トイレに行く様になれば「夜尿症」とは言いません。

こういった「成長に伴ってできる様になるはず」の事ができない状態が「夜尿症」と呼ばれるという事です。

という事で、年齢が高くなるにつれて自然に症状が無くなる事も多く、15歳で85%程度のおねしょが治癒するという統計もあります。

しかし、遺伝的な原因を指摘する声もあり、個人差もある為に、判断は難しいものになります。

また、成人の0.5%に夜尿症がある、という説もあり、放置すれば治るとは断言することはできません。

現在では、デスモプレシン、ボラキスなどの薬品や、「おねしょアラーム」を使った治療方法が提唱されています。

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